Strawberry Love



「…っ」



嘘…




「ほ…本当に…?」




声が震えているのが、自分でもよくわかる。




「本当だよ!葵が好きだ!!」




やだ…



どうしよ…




涙が…



涙が…




「葵は…?俺のこと、どう思ってるの…?」




そんなの、もちろん






「朔斗が…朔斗のことが好き…っ!!」





涙が頬に伝って




涙と共に想いが溢れてくる―…




「よかった…。俺、今、凄く幸せ。」




「わ…私も…凄く、幸せ。」




両思いって、こんなにも幸せなものだったんだ―…





< 71 / 232 >

この作品をシェア

pagetop