Strawberry Love



「あったり~♪」



「うっそ!凄く久しぶりだね!」



「だね!最後に会ったの俺が小5の時だからね。」



「尚ちゃん、大きくなったね!」



「そりゃね!」



そう、尚ちゃんこと、波崎 尚(ハザキ ナオ)とは幼なじみだったの!



年は私より1つ下で、昔はよく「葵ちゃん!」って人懐っこい笑顔で後ろを着いてきてた弟の様な子だった。



尚ちゃんが小5の時に引っ越しちゃったから、それ以来で凄く久しぶり。



よく、あっちむいてほいをやって遊んでたから、そう言われて思い出したの!



「昔は身長も私より低かったのにね。」



「あはは!俺も男だからね!」



そう言って笑った尚ちゃんの笑顔は、昔と変わらず人懐っこい笑顔だった。



「尚!葵!早く来いよ!」



「今行くー!」




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