Strawberry Love



「…わかった。」




そう言うと、朔斗は歩いて行った。



せっかく仲直り出来たのに…



私のせいで…



「葵ちゃん、葵ちゃんから朔斗に言いたいと思ったら、言いな?」



尚ちゃんが優しく問いかけてきた。



「うん…有難う。」



そうだよね。



私の問題だもん…



「何かあったらいつでも聞いてあげるから。」



優しく微笑む尚ちゃんに、本当に感謝する。



「うん、有難う。」



そして私たちは収録に向かった。



更なる出来事が起こるなんて知らずに―…




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