私の彼はあまのじゃく
だけど、それで飛鳥が邪魔をしないでくれるなら―…



俺は意を決して、飛鳥に近づいた。

そして、ゆっくりと顔を近づけていく―…




―その時




ガタンッ!!


廊下から音が聞こえた。

走り去る足音が聞こえる。



…見られてた?

いったん廊下に出ると、ケータイストラップが落ちていた。




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