君がいたから
「あの2人は朝っぱらから…≪迷惑≫
 って言葉を知らないのかしら。」
落ち着いた静かな声がランの口から出てくる。

「おはよっ」
笑いかけると、
ランが、驚いたかのように
綺麗な(メイク無し)目を見開く。
(ちなみに、ランはメイクが嫌い)

「あ、ぁぁ。おはよう。
  じゃあ、あの暴れまわってる
2人は、キヨラとサエカじゃなくて、
サエカとルナなのね」
クスクス笑いながら、ランが、
慣れないだろうに、軽口をいう。

ひとしきり笑いあうと、
サエとルゥも飽きたのか、少し息を切らしながら近づいてきた。




──これが続くかと思ったけど、部活の入部届けで毎日の色が、変わった






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