神があたしを罰するとき
なんであたしが由加里にそんな事言われないといけないの?

なんであたしが『キモい』って言われないといけないの?

あたしの頭の中で「なんで?」がグルグル回っていた。

30秒くらいしたら、優葉が口をひらいた。

「ウチは反対。だって未羽のことマジで友達って思ってるから。だからそんな事はしない。もしあんたが本気でやるってんなら、あたしや沙羅はまきこむんじゃねぇよ。わかったか?」

めずらしく優葉は怒っていた。

「・・・わかったわよ。あんた達がやらないなら今、あたしがやってやる。」

その言葉を聞いて急いでポケットをさばくった。

・・・・・ないっ!

ないっ!!ないっ!!!

そう、あたしはケータイも教室にわすれてしまっていたのだ。

やばい!やられるっ!

そう思った瞬間、

「「ブチッッ」」


< 10 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop