神があたしを罰するとき
-----ガラ

「み・・・未羽・・っ」

優葉と沙羅がこっちを見る。

まあ当然だろう。

いまさっきまであたしのことについて話し合っていたのだから。

でも、この空気がたえられなくなって、あたしは素直に話した。

「・・・・・聞いちゃった。さっきの。それも、全部。」

優葉は普通にしていたが、沙羅はかなり動揺していた。

「き、聞いたってことは・・・由加里の本性もわかったってこと？」

沙羅が心配そうに聞いてくる。

そんな沙羅を見てあたしは、

「うん。。。」

としかいえなかった。

そんなとき、突然優葉が口をひらいた。

「未羽。あんたはどうなの？正直ムカついてんでしょ。由加里に。」

そんな言葉を聞いたら、さっきまでおさまっていた由加里にたいするいらだたしい気持ちが次々とでてきた。



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