ねぇ、覚えてる?




わたしね、ときどきりょうた君のところに行っちゃおうかなって思うんだ。



でも、そう考えた夜は必ずりょうた君が夢に出てきて、来ちゃダメって言うの。相変わらずいじわるよね。


できることなら、わたしもりょうた君と一緒に、そっちで暮らしたい。

でもわたし、まだまだこっちで頑張らなきゃいけないことがいっぱいあるんだ。まだ料理もできないし(笑)



だからまだそっちでは暮らせそうにないな。




< 2 / 6 >

この作品をシェア

pagetop