龍華
「ごめんなさい・・・」
「分かったよ。結城」
そう言って颯太は行ってしまった。
さっきから携帯がなっていたのは知ってる。
だから、早く話を終わらせた。
あたしは、行かなければならない。
そう、龍斗の元へ―――。
あたしは。
修哉達を守る事ができるなら。
もしも、学園までに響くなら。
あたしは、命に代えても守り抜く。
龍斗が初恋だろうと関係ない。
修哉達を傷つける奴は誰であろうと許さない。
修哉達は...
本当のアタシをしったらどう思うのだろうか・・・?