龍華

そして、再び



チーム追い出される・・?
話しかけてくれなくなる・・?
口喧嘩もできなくなるのかなあ・・・。

できるだけ。まだこのままでいたい。
分かってる。
いつかは、言わなきゃいけない。

いつかは、きっとばれる。
隠し続ける事なんて
きっと、できないと思う。

だから、今のまま過ごしたい。
たとえ、あと少しで龍蓮とばれようと。

少しでも今のままでいれたらいいとあたしは思う。


ピッ

「ねぇ、ちょっと、出かけるね。」
「あぁ、分かった」

あたしは電話した。修哉に。
もちろん、確実に帰ってこれるとはわからない。
だけど、今は守り抜くために
あたしは、いく。

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