君の笑顔が好き
そっから、盛り上がる一方だった。
俺をネタにしてー…

「はいはい!」
仁がいきなり手を上げる。
部屋にいるみんなが一斉に仁を見る。
「自己紹介やりまーす♪」
………はぁぁ!?
する意味ねぇだろ?
「俺、パス」
めんどくさいし、今時自己紹介とかガキじゃあるまいしな。
ってか、自己紹介ってお前ら小学生かよ!!
「んじゃ…蒼から!」
ウィンクをしながら指差す仁。
……ねえ、お前人の心読めないの?
軽く舌打ちをし、自己紹介をした。
「…蒼、宜しく」
座ろうとした時、俺は本日2回目のびっくり。
な………なんで!?
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