君の笑顔が好き
信じられるヤツなんていねえし、彼女と誇りをもって言える彼女も俺にはいない。
すべてはこの病気のせい……
携帯をいじっていたら仁が携帯を取り上げた。
「あっ、何すんねん」
取り返そうとするが返す気がない。
どうせ、取引やろ。
こん畜生が!!
「合コン行く?」
「行かない」
「…!合コンは?」
「行かない」
仁は満遍の笑みで俺に言った。
「ジャンボパフェ」
「行きます」
………あっ、いっちまった。
ついつい好物に……!!
仁はとびっきりスマイル。
…明日、雨かな?


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