届かない想い…生きて。



1人の女子が悠華に駆け寄ってきた。



「悠華!!先生やってくるよ!!!」



「マジッ!?」


ガラガラーーっ




「は………??」



涼はこの散らかっている教室を見て、呆然と立ち尽くしていた。



倒れている机椅子。



大勢のクラスメイトに囲まれている、アタシ達と悠華。



口から、体中のあちこちに傷ができている2人。



そりゃあこんな光景みたら、誰だって驚くでしょ…。


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