届かない想い…生きて。
「お前ら…??なにしてんだ…??」
驚きを隠しながらも、教室に足を踏み入れる涼。
「涼せんせー!!!!捺紀ちゃんが…捺紀ちゃんが…!!」
「悠華を殴ったんです!!!!」
悠華側につく女の子たちが涼に駆け寄った。
「一体なにをしてるんだ…よ…!ちょっと2人とも職員室に来なさい!」
『はい……。』
職員室、
職員室の隅っこにある小さな小部屋で、涼とアタシと悠華の3人で椅子に座っていた。
しばらく間は、沈黙……。
「お前ら…なんかトラブルでもあったのか…?」