届かない想い…生きて。
そして悠華は今から告白しに行くそうだ。
「めちゃ緊張する~!!」
「悠華なら大丈夫だよ♪」
「竹下クン、話したいことがあるの…」
放課後、悠華は勇気を振り絞って告白を始める。
誰もいない屋上。
風が強く、髪がすぐに乱れてしまう。
「うちね…竹下クンの事がずっと前から大好きでした。もしよかったら付き合って下さいっ”(ノ><)ノ」
「あー…ごめん。お前とは付き合えないわ。」
頭をポリポリかきながら、あっさりと答える竹下。
「なんでそんな酷い事言うの!?」
影で見ていた私は腹が立って悠華の横に行く。