届かない想い…生きて。
『そのうち優しくてかっこいい彼氏もできるよ!何年かしたら家族もできるんだよ☆』
彼氏に…
家族……。
『んじゃあそろそろ消えなきゃあね…。あんまり話してたら未練が残っちゃうでしょ?』
「消えないでっ!!愛海がいなかったら…いなかったら…!!!!!」
涙が目からポロポロ流れてきた。
こんなに涙を流したの…久しぶり……。
「最後に聞かして…?幽霊になったらどんな感じなの?」
『ふわ~っとしてて、空が自由に飛べるの…。どこにでも行けるの!そんな感じかな?』
「そっか…じゃあありがとうね…。」
『うん…バイバイ……。。いつか会えたらいいね!』
「バイバイ…………。。」