届かない想い…生きて。

守ってくれる



眩しい朝日で目が覚めた。


「涼っ…おはよ…。」


「おはよう、捺紀。」


隣には涼が座っていた。


そうだ…。


昨日、アタシと涼は…。。


「捺紀、学校は?」


「あっ!ヤバッ!!」


時計を見ると8時20分。


8時30分までに、行かなきゃあ…!


でも施設に帰って制服着て…。


「涼、蒼陽中学まで送ってくれる?」


「りょ~かい、って制服は?」


「今日はなくていい!」


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