雨の日の思い出

用意が終わっていざ駅に向かう途中

気付いてしまった‥‥


もう時間は12時半


電車がない!!!!!!!!




焦ってサエに電話すると

『え〜タクシーとかないの?あーでも結構お金かかっちゃうよね〜‥』

と呟くサエの後ろで
男たちが騒ぎだしている


と思ったらいきなり電話口に出たのがそこに居るのであろう地元の男

『優唯ちゃん?タクシー代出すからさ!タクシーでおいで!ね?落ち着いて!大丈夫だから!』


「いや、私は落ち着いてます」

『あ、そっかごめん。えっとー、もう乗った??』


「え?あ、まだです。いやえっとお金は悪いんで自分で払いますから。寝坊したのは私だし」

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