雨の日の思い出

出逢い



身も心も廃った私は
減るもんじゃないし、と思い

キャバクラで働いていた


お金が欲しかったわけじゃない

特に困ったこともない


ただ

私を求めてやってくるハゲ親父たちが

とても愛しく思えたから。


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