駆け引き×スクープ2~雪月鬼~
まさかの再会?
驚いた。
一言で表すなら。
随分とテンションが高い刑事さんだなぁ……
「えっと…桐谷君?でいいのかな?」
「いいよー♪」
「ありがとう。栗塚さんのお友達なの?」
「んー、ちょっと違うかなぁ?俺は栗塚さんに憧れて刑事になったからさー」
「おい。」
栗塚さんが口を挟む。
「いーじゃん♪若いのに一課をまとめてさ♪婦人警官にモテモテ♪♪だし?」
栗塚さん、
やっぱりモテるのか……
だよなぁ、
カッコいいもん。
アッシュの瞳がキレイだし……
なんかクォーターってカッコいいし?
なんて事を考えていたら……
「ね、月詠ちゃんていくつ?あ、俺21ね♪♪」
若いな。
「私は……」
「こーら!!女性に年齢を聞くなぞデリカシーがないぞ!青年!!」
と、声のした方を振り向いたらしぃが立っていた。