駆け引き×スクープ2~雪月鬼~
「おょ?そこにいるのはもしや栗塚さん?また月詠と取り引……」
「のわーーーっっ!!!!」
急いでしぃの口を塞ぐ。
「鳥?鳥がなんですか、栗塚さん」
「鳥といったら焼き鳥で焼き鳥といったらつくねだろう、という話だ。」
栗塚さん!?
そんなでごまかせ……
「えー!!俺はぼんじりが好きですよー!!」
られたーーっっ!!
よ、よかった…
しぃに口止めをして、
何で栗塚さん達がいるのかを説明した。
「へー、そゆことか♪……チッ、んでバ神田までいんだよ。」
「赤川!!ひでぇよ!!」
また笑顔で言うから怖いわよね。
「バ神田の高校の友達かー♪」
「間違ってます。バ神田の友達ではないですー♪」
「バ神田の限りなく知らない知人ですけど友達ではないです。」
「バ神田の友達にはなりたくないよな。」
「え、何?コレ。新手のイジメ?みんなして?つか何?俺の名前バ神田で決定?ね、決定事項なの?ね、せんぱ…ドファ!!!」
ピクピク…
「取りあえず各自、部屋戻りません?」
「そうだな。」
「あ、良かったらご一緒に夕飯食べません?ウチの子供も一緒に」
「え、しずなちゃん子供いんの!?」
「いるわよー♪」
アハハ、ウフフ
「み、みんな……」
触らぬ神田に
祟りなし。
あ、死人に口なしか。