駆け引き×スクープ2~雪月鬼~
「キャア!」
「っと!」
「のゎっ!」
ー説明します。
桐谷君に全てを話し終え、私と栗塚さんは広場(?)で放火事件の事を2人で話しあっていた。
桐谷君は秘密にしてくれるらしく、
一段落ついた。
そんな時に、
冴子ちゃんがお茶を3つ持って走っていた。
が、
躓いた。
栗塚さんが冴子ちゃんを受け止めて
私がお茶を受け止めた。
最後の一つが首に乗った。
「大丈夫…?」
「…ヘルプを頼みます…」
首の上のお茶缶を取ってもらった。
ぁー、
首にへんな重力かかったゎ……
「すみません!ありがとうございます!!」
「いえいえ、ところであなた1人で?手伝って貰えば?」
「あ、いぇ……大丈夫ですので、ありがとうございます。それじゃ…」
そう言って冴子ちゃんは小走りで行ってしまった。