心霊恋愛
それから急に真剣な顔になってあたしの方に向きなおした。

「すっげえ憎かったよ。ほんと復讐どころか呪ってやりたいくらいに。」



裕也は低い声でつぶやいた。



背中のあたりがぞっとした。



「でもしかたないんだよ。3つの救済は人を傷つけるようなことは叶えてはもらえないんだ。」



そうなんだ…

神様ってそういうところしっかりしてるのかも…


だってそんなの許してたらこの世のなか救済のせいたくさん人死んじゃうよね…


「それに…」
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