心霊恋愛
「はい。全力を尽くします。」


そう行ってくれた担当の人に続いてロビーまで出た。



出てきたあたしに気がついたお母さんが駆け寄ってきた。


「朱里、おつかれ。」



「うん。」



まだ犯人は捕まってないけどなんだかホッとした。


「犯人、みつかるといいね」


隣にいる裕也に声をかける。



「そうだな。」


そう答えた裕也は幽霊なはずなんだけど

生き返ったみたいに表情に色がついてて安心した。
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