心霊恋愛
目の前を通りすぎた車に驚きすぎてなんにも言えない。






「あかり!!!」








涙でぐちゃぐちゃになった彩菜があたしに駆け寄ってくる。



「救急車!!」「警察!!」




なんて声があたしのまわりから聞こえてくる。



「朱里!?大丈夫!?怪我は????」





「んと・・・な、「頭切れてる!!!!」







ないって言おうとしたあたしの言葉は彩菜によって封じられた。






血、でてる;




アドレナリンのおかげか全く痛みを感じなかった。



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