心霊恋愛
ドアを開けるとみんなが一斉にこっちに向いた。




「朱里~~!!」



「大丈夫!?」



次々に友だちが声をかけてくれた。




「朱里!!」


彩菜が心配そうにこっちに駆け寄ってきた。



「彩菜~!!」



「大丈夫?お見舞い行けなくてごめんね…」



「1日しか病院にいなかったし、大丈夫だよ~」



「よかったあ!!」



そういってガバって抱きついてきた。




横を見ると裕也が


「よかったな」って
言ってくれた。





どきっ



裕也ってそんなやさしい顔して笑うんだ。




「そういえば!!」


彩菜がにやにやしながら耳うちしてきた。
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