ヲタクの寄せ集め。
部員
放課後。部室に行った。
部室の場所を先輩に教えてもらっていなかったので、見つけてついて行った。
「こんちはー♪」
「こんにちは…」
部室を見わたすと、なぜか見慣れた人が…
「な、棗さん!?」
棗さんとは、同じクラスのおとなしい子だ。
メガネに三つ編みという組み合わせのせいか、パッとしない。
だが、蔭では意外と人気がある。
メガネをとったら美人…とかいうお約束でも期待しているのだろうか。
俺は、美人な人はメガネをかけていても美人だと思うが…。
なんて、そんなことはどうでもいい。
それより今重要なことは…
「なんで棗さんがこんなところに居るんですか!」
そう。彼女は本ばかり読んでいて、ヲタクという柄ではないと思うのだが…。
「誘われたからだ。」
「さ、誘われたから?」
「ああ。断る理由もないからな。」
このヲタ部にいながら、クールなキャラは変わっていなかった。
「せ、先輩。なんで彼女がここに…。」
すると先輩は普通に、
「ああ、彼女もヲタクなんだよ。」
部室の場所を先輩に教えてもらっていなかったので、見つけてついて行った。
「こんちはー♪」
「こんにちは…」
部室を見わたすと、なぜか見慣れた人が…
「な、棗さん!?」
棗さんとは、同じクラスのおとなしい子だ。
メガネに三つ編みという組み合わせのせいか、パッとしない。
だが、蔭では意外と人気がある。
メガネをとったら美人…とかいうお約束でも期待しているのだろうか。
俺は、美人な人はメガネをかけていても美人だと思うが…。
なんて、そんなことはどうでもいい。
それより今重要なことは…
「なんで棗さんがこんなところに居るんですか!」
そう。彼女は本ばかり読んでいて、ヲタクという柄ではないと思うのだが…。
「誘われたからだ。」
「さ、誘われたから?」
「ああ。断る理由もないからな。」
このヲタ部にいながら、クールなキャラは変わっていなかった。
「せ、先輩。なんで彼女がここに…。」
すると先輩は普通に、
「ああ、彼女もヲタクなんだよ。」