彼女のご機嫌
「俺はいつだって杏奈には優しくするから、困った時は助けるから…だから、アイツじゃなくて俺を頼れよ?」
「うん…ッ」
「おし。それならよろしい♪」
「うん…。あ、あたし…頑張るから!素直になるから!楓に可愛いって言われるように頑張るから!」
「杏奈…可愛い事言い過ぎ。」
「ッへ?」
.:。+゚゚.:。+゚゚.:。+゚゚.:。+
その頃教室では…
「みんなナイスだったよ!最高ッ!!」
『いえーいww』
盛り上がっていた。
「俺等優しくね?アイツ等の為にここまでやるとか♪」
「男子は何もしてないでしょ!?」
「あ、俺等だって冷ややかな視線を送るって言う結構難易度高かったんだぜ?」
「いや。意味分かんない。」