幼なじみ 【短編】
『私も亮が好きだよ。亮と同じで小さい頃からずっと。』

私は泣きながら声を振り絞って亮に気持ちを伝えた。

すると亮は抱き締める力を強くしながら小さい声で
「良かった…。」

と言った。

亮は私から離れて唇に優しいキスをしてくれた。
「じゃあ帰るか!」

と言って私に手を差し出してくれた。

私は

『うん!』

と笑顔で言って亮の手に自分の手を重ねた。




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