幼なじみ 【短編】
in下駄箱

私が泣きながら走ってやっと下駄箱までついた。

がむしゃらに走って疲れたからそこに座り込もうとしたら…

ガシッ。


私は誰かに腕を掴まれたと思って振り返って見ると、走って私のところに来てくれたのか息切れしている亮の姿だった。

『 りょ… う っ?』

私がびっくりしていると…

「なんで急に走るんだよ!なんで俺のクラスまで来て逃げるんだよ。」

といきなり亮に怒鳴られてしまった。


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