love to sing
「それでは、どうぞゆっくりカフェオレでもお飲みくださいね」
「はいっ」
手紙か…。
後でお父さんに伝えとこうっ。
それにしてもお客、みんな落ち着いてる。
小野寺君が、ケーキらしきものを持って近寄ってくる。
「望月様、今日はサービスとしてッ…「あの!サービスは大丈夫ですよ小野寺君。」
というか、『様』いらないし!?
「俺が作ったケーキ食べてくれないの?」
そんなっ、瞳向けられても… ケーキおいしそうだけど…。
「こらっ!玲音!!花音ちゃんをくどかないっ!!」
と、小野寺君のお父様が近寄ってきてた。
「いや、親父。俺くどいてない…」