◇大好きで切なくて◇

建とは終わったんだ...
もう建はこんな私に
近づいてもくれないよね
きっと-

次の日の朝。

「あの。高中 海夏さんですか?」

誰だろ?２年かな?
「あ、はい。」

「私 上原 建の彼女なんですけど...」

あ、昨日真理が言ってた彼女か.

結構可愛いじゃん?

「建、高中先輩の事まだ思ってますよ。」

...。

そんなこと
どうだっていいこと

「もう建とはいいの…」「先輩、そんなこと言わないでください。建は先輩しかいないんだとおもいます」


私だけ...

「そう。建の事は貴女が幸せにしてあげて、私じゃ無理なの。みゆりちゃん 建をよろしくね」

私じゃ無理なんだょ
みゆりちゃん

みゆりちゃん貴女が
頑張って建を支えて

「先輩。建は...。」

「ごめん。私にはできないや。バイバイ」

「先輩!!!!!!!!」

建の事はもう言わないで
「よ？久しぶり」

建...｡
涙が滲む

「久しぶり」
「大きくなったな〜」
「変わってないょ」
「そっかあ」

「みゆりちゃん。可愛い子だね」

しっと
「ああ。２年のね〜
澤橋心優里。」

「みゆりちゃんと幸せにね」

「つか、海夏彼氏できたか(?_?)」