ボク×キミ
「…じゃあ、玉子焼きもらうわ」



俺はきれいにまかれた玉子焼きを口に運んだ



「うま〜」




俺は素直な感想をいった



浅井は嬉しそうに笑っている





「浅井の母さん作るの?」



俺は感動して言った





「あっ、お母さんはあたしが中1の時に亡くなってお弁当はあたしが作ってるの」




浅井は優しい顔でいった
< 172 / 279 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop