ボク×キミ

浅井は他の女子から何かひやかされている様子だった




今日の体育は男女共にバレーボールみたいだ





｢なぁなぁ｣




健司がニヤニヤして近づいてきた




｢なんだよ｣




俺はクールだった
なんとなく健司が言いたいことがわかったから




｢なぁ〜んか浅井ちゃんとの仲が深まってる気がするんだけど？｣




健司はニヤニヤ言った




｢同じ委員会なんだから仲良くなるのはあたり前だろ｣




俺はあきれながら言った



｢こら！そこ！集中しろ！｣




先生が俺たちを指差して怒鳴る




｢すいませ〜ん｣




俺と健司は声を揃えて言った