ボク×キミ
バイトも順調だった
俺目当てで来る客も増えた
「春樹〜、一緒に飲もうよ〜」
こんなことを言ってくる客がたくさんいた
「じゃ、お言葉に甘えて」
俺はビールを一気に飲み干す
「きゃ〜」
「ごちそうさまです」
俺は客に笑顔を振りまく
「春樹もだいぶ慣れてきたな」
「隆司さん!!」
「彼女できたか?」
「そんな彼女なんて…
ここにいる女性が彼女みたいなもんですから」
「きゃ〜」
口がうまくなったもんだ
こんな感じでバイトもはかどっていた