君に聴かせたい
拓海が付け加えるように言った。




「まあ金の問題とかもあるけど、それは最優先じゃないから」




確かに金なんかどうだっていい。




そう思った俺に釘をさすように言った。




「でも無視は出来ない。正当な報酬はもらわないと」




なるほどね~いろいろあるんだな。




ちゃんとビジョンを描いてるんだ。




なんか自分だけ子供に思えて仕方なかった。

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