君に聴かせたい
まあ俺にもそれなりの自負はある。



ミーハーでコピーしかしてないような奴らとは違う人種だと思ってるし、人より練習も積んだつもりだ。



でも懇願されるほどのポテンシャルを現在持ってるとは思えない。



そう口に出そうとしたとき、拓海が遮った。





「おまえ、わかってねえな?」



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