君に聴かせたい
ライブの日はあっという間にやってきた。


緊張感は全くなかった。



それより早くあのサウンドに埋もれたい。



「こりゃほとんど中毒だな」



「え??」


話しかけられたと思ったのだろう。


由里が聞き返してきた。



「なんでもねえよ」



とにかくサポートとしてシネマに恥はかかせられない。





その後は...なるようになるさ。

< 39 / 154 >

この作品をシェア

pagetop