君に聴かせたい

「おまえ、すげえよかったぜ」




「うん」




「まるで昔からのオリジナルメンバーみたいだった」




「...」




ライズクロスでプロを真剣に考えてるのは俺と龍也だけだ。




お互い一緒に苦労もしてきたし、サウンドの事でぶつかり合ったこともある。




俺の音楽人生にとって一番近い存在が龍也だった。




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