君に聴かせたい
3人とも神妙な面持ちになった。




龍也がキレてそう言ったと受け取ったらしい。




「俺のベースはシネマで最大限生きるからチャンスを逃すなだとよ」




一気に表情が明るくなる。




「というわけで、シネマのみなさん、こんな未熟者ですが...」






最後のセリフは言わせてもらえなかった。

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