君に聴かせたい
コンテスト前日、練習も最終仕上げに向かっている。



シネマは最高のサウンドを出せそうだ。



確かな手ごたえを得てスタジオを出た。



「じゃあ最後のミーティングしようか」



「拓海、悪りい。先行っててくんねえか?」



「なんか用か?」



「うん。すぐ行くから」



「わかった」




メンバーたちと別れコンビニに向かった。

< 93 / 154 >

この作品をシェア

pagetop