君に聴かせたい
コンテスト
いよいよコンテストの日。
会場は都民会館の大ホール。
キャパ2000人くらいのデカイとこだ。
修平の車から機材を降ろし、控え室に運び入れようとしたときだった。
「来たな」
聞きたくもない声。
ニヤついた恭司のものだった。
「ついにおまえらを叩き潰す日が来たぜ」
会場は都民会館の大ホール。
キャパ2000人くらいのデカイとこだ。
修平の車から機材を降ろし、控え室に運び入れようとしたときだった。
「来たな」
聞きたくもない声。
ニヤついた恭司のものだった。
「ついにおまえらを叩き潰す日が来たぜ」