恋ごころ*中学生恋愛*
「未衣!!天地、繭が好きだって…」

繭が給食当番に行ってる間、未衣にさっきのことを話した。

「は!?なに?告ったん?」

「天地がポロッと…」

「…繭はどうせ、引くわぁとか言ったっしょ?」

「言った。」

天地のアンポンタン(失礼)

それから、天地とは話さなくなった。

私が避けてる、に近いかな。

繭がいればいいでしょ??
繭が話せばいいでしょ??

だから、天地は諦める。

天地の繭の存在の大きさに気づいたから。

ごめん、繭。

私、繭に嫉妬してる。

羨ましいの。

天地に思われてて。

繭は悪くないのにね…

< 10 / 184 >

この作品をシェア

pagetop