恋ごころ*中学生恋愛*

「天地に振られたって、聞いてる。」

「…だから、何。」

「恋愛に時間って関係ないんだね…ッッ!!びっくりしちゃった。」

ほんとに、いらいらしてきた。

「天地、小林さんのグループと仲良かったし、ユリア一目ぼれしてもなかなかこくれなかったの。」

「…」

「でも告白したら成功したけど…。天地、なんか小林さんのコト気になってるっぽいの!!」

ユリアは、初めて余裕のない顔を見せた。

「告白されたから、仲がよかったから、気になってるなんて許せない。これは、ガチだから!!」

天地が??

「ねぇ小林さんは、天地のことまだ好き??」

「え…??」

「もう諦めてよ!!…天地はユリアのものなんだから…。」

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