恋ごころ*中学生恋愛*

｢ホント、気分悪い!!…ごめん、佐野君。｣

｢あ??なんで河野が謝るんだよ。｣

｢…うちが、下手だから…佐野君が悪く言われて。｣

｢別に、気にしてねーよ。逆恨みだろ。｣

逆恨み??

みんなの目がそういってた。

｢あいつらの劇団に中1の頃から誘われてんだよ。だからだろ。｣

｢え…あんな上手いのに、行かないの…??｣

｢…いかねえよ。あんな胸くそ悪い集団。…行って欲しいのか??｣

｢え…う、ううん!!行って欲しくない!!｣

なんか、千晴先輩と佐野先輩の空気が、ラブい。


｢おい、大丈夫か!!｣

｢…おせぇよ、ふざけんな｣

うちの顧問が、遅く登場。