恋ごころ*中学生恋愛*

佐野先輩を…??

「でも、放っておけないし…!!」

「やめてぇー!!抱きつかないで!!天地は、ユリアのものだからー!!」

ユリアは、発狂したまま止まらない。

体育館裏は、ボールの音がうるさくて

助けも呼べない。

「志帆ちゃん…。いなくなってよぉ…。ユリアの前から!!!!」

そういうと、私に向かって思い切り鞄を振り上げた。

「志帆!!」

「きゃ…」

ガッッ

あ…れ…痛くない…

「大丈夫か、小林。」

「佐野先輩…」
< 164 / 184 >

この作品をシェア

pagetop