恋ごころ*中学生恋愛*
佐野先輩を…??
「でも、放っておけないし…!!」
「やめてぇー!!抱きつかないで!!天地は、ユリアのものだからー!!」
ユリアは、発狂したまま止まらない。
体育館裏は、ボールの音がうるさくて
助けも呼べない。
「志帆ちゃん…。いなくなってよぉ…。ユリアの前から!!!!」
そういうと、私に向かって思い切り鞄を振り上げた。
「志帆!!」
「きゃ…」
ガッッ
あ…れ…痛くない…
「大丈夫か、小林。」
「佐野先輩…」