恋ごころ*中学生恋愛*

「先輩ありがとう、大好き」

「…言わなくても分かってるよ。」

愛しくて、たまらないな。

「好きだ、いつまでも。」

俺は欲張りになったかもな。
今までそんなことなかったのに。
小林のすべてが愛しくて、
欲しくて。

きっと小林も同じ気持ち。

ゆっくりと重なった唇から

伝わった気がした。

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