春蘭学園の恋愛事情

「私、中学2年生
"Aクラス"の南咲帆です」

確かに美少女だ。
だが幼く純粋に
見える彼女。

恋愛上級者で
なにかとフシダラな
恋愛を経験して
きたとは到底
考えられない。

「先輩のお名前とクラスは??」

頭がいっぱいで
何も言えずにいた俺に
彼女はまたも
可愛い顔をして聞いてきた。


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