春蘭学園の恋愛事情

もうどうしようもない。
今まで恋愛を経験
しなかった俺が悪い。

腹を割って
クラスを言った。

「…Cクラス。」

彼女から目を逸らして
クラスを言った後、
俺は足早に教室に向かった。

逃げるようにその場を
後にした俺の後ろ姿から、
クスクスと誰かの
笑い声が聞こえ、
俺はこの上ない
恥さらしをしたと後悔した。


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