君を想うと~Special event~
・クリスマスプレゼント
その後は。
何を食べて何を考えていたのかは正直よくわからない。
とりあえずボーゼンとしたままソファーに座っていると。
「美織はパパのおひざ~♪」
と美織がヒザに乗ってきたので、ヒザの上にチョコンと彼女をのっけて。
美織オススメのアニメを見てた。
仁と高宮はと言えば。
「母さん。」
「ん?」
「このお皿、こっちでいいの?」
「うん、大丈夫よ。
いつもありがとう、仁。」
「…えへへっ。」
キッチンで楽しそうに後片付けをしている。
どうやら仁は俺より高宮の方が好きらしい。